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オリンピックに向けて、各社いよいよ動き出す

さて、いよいよ2015年に入り、オリンピックまであと5年になりました。2020日前(1月12日)イベントが開催されるなど、オリンピックに向けての気運が高まっております。そんな中、スポンサーの動きも活発になってきました。

まず、先陣を切ったのがNTT。

NTTが東京五輪のゴールドパートナー1号に、サイバーテロ対策へ万全を期す(IT Pro)

「大会テーマの一つでもある『おもてなし』の実現へ、映像や翻訳などの領域で他社とコラボし、『日本のオリンピックは素晴らしかった』と実感してもらえるようなサービスを実現したい」(NTT持ち株会社の鵜浦博夫社長)とのコメントからも分かるように、「通信サービス」のカテゴリーでの契約で、これまで築き上げてきた最新技術を駆使して、日本のおもてなしをサポートする、とのことです。

NTTに続いたのが、アサヒビール。

アサヒビールが東京五輪・パラリンピック組織委と「ゴールドパートナー」契約(東スポWeb)

記者会見に出席した東京五輪・パラリンピック組織委員会(TOCOG)の森喜朗会長は「大会中は連日連夜、日本中で歓喜の乾杯が上がり、感動を分かち合えるようにともに頑張っていきたい」と発言。期間中、選手がメダルを取るたびに、各地で乾杯ムーブメントが起こるといいですよね。ちなみに、契約カテゴリーは、「ビールとワイン」とのことですが、これは、「焼酎や日本酒」というカテゴリーも別に存在する、ということなのかもしれませんね。

三番手に名乗り出たのが、これまた日本を代表する企業キヤノン。

キヤノン、東京五輪「ゴールドパートナー」に 3社目(朝日新聞デジタル)

こちら、キヤノンの御手洗冨士夫会長兼社長は、TOCOGの名誉会長もつとめておられるので、当然スポンサーに入ってくることは予想されましたが、前に二社のように記者会見は行わなかったようです。契約カテゴリーは、「スチルカメラとデスクトッププリンター」ということで、トップスポンサーのパナソニック(テレビ、放送用・プロ用を含む音響・映像機器、AV記録メディア、カーナビゲーションシステムならびに関連のカーエンターテインメント機器、AVセキュリティー関連機器、白物家電*1と電動自転車*2)やサムソン(スマートフォンだけでなく、タブレット型端末やノート型パソコン、プリンター)とのカテゴリーの棲み分け具合が絶妙です。
*1 アジア(日本、中国含む)、欧州、中東、アフリカ、オセアニア(オーストラリアを除く)エリア限定
*2 米国を除くエリア限定

このように、まだたった三社ですが、日本全体が動き出しているのを感じていただけると思います。TOCOGの予想では、スポンサーシップ金額の総額は、1500億円を超えると予想されています。

東京五輪ゴールドパートナー1500億円、NTT、アサヒビール、キヤノン(KandaNewsNetwork)

オリンピックの基本的なルールとしては、一業種一社が掲げられていますが、これだけ似たようなビジネスを展開している大企業がせめぎあうことで、そのようなルールが果たしてどこまで実行力を持っていくのか、これから注目して見守っていきたいと思います。