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3⼈制バスケットボール3×3でプロスポーツのパラダイム変換を起こす「3×3.EXE」 vol.1

文:松村知恵美 構成:SPOZIUM編集部

新しいバスケットボールのスタイルとして、世界的に盛り上がりを⾒せている3人制バスケットボール「3×3」(スリーバイスリー)。その中でも「3×3.EXE」は、ハイレベルのプロ選⼿が活躍するTOPリーグ「PREMIRE.EXE」から、誰でも手軽に3×3を体験出来るイベント「FESTIVAL.EXE」など、複合的な要素を社会に提供し、バスケットボール界やスポーツ業界に様々なパラダイムシフトを起こしている、これまでにない取り組みだ。この「3×3.EXE」を企画・運営するクロススポーツマーケティング株式会社社⻑の中村考昭氏に、「3×3.EXE」の取り組みについてお話を聞いた。

2006-11-30 14.47.57

《スポーツ業界の発展に貢献することが、「3×3.EXE」の意義》

「3×3.EXE」とはどのような団体ですか?

「3×3.EXE」は、「PREMIRE.EXE」という3×3のTOPプロリーグから、3×3を体験した事がない方でも楽しめる「FESTIVAL.EXE」といったイベントまで、4階層に分けて展開しています。

「3×3」世界的状況について

3×3について:3×3(スリーバイスリー)とは世界中のストリートでプレイされている3人制バスケットボール3on3をFIBA(国際バスケットボール連盟)が正式な統⼀ルールを設け、バスケットボールの新種目として確⽴したスポーツです。2012年度より、World Tour(毎年開催されるクラブチーム(都市代表)の国際⼤大会)、World Chanmpionship(2年に1回開催される国・地域別の代表編成による国際⼤会。U18は毎年開催)といった世界⼤会の推進活動を始 めています。世界大会は、アメリカ、ブラジル、中国、日本、チェコといった世界各地で開催され、各会場とも多くの集客があり盛り上がりを見せている状況です。

《3×3の取り組みについて》

なぜバスケットボールというスポーツに興味を持たれたのでしょうか。

バスケットボールは、世界でも有数の競技⼈口、観戦⼈口を持つスポーツです。特に、観戦⼈口でみるとサッカーより多いとも⾔言われているスポーツです。国内競技登録者の⼈口でみても、サ ッカー98万人、バスケ68万人で、そこまで差がありません。ただ、プロリーグの現状はサッ カーとバスケットボールでは全く違います。⽇本の市場におけるバスケットボールに対する可能性が⾮常に⼤きく感じられたので、3×3の事業に新たに取り組んだといえます。

バスケットボールという市場に可能性を感じたということですね。

また、人々のライフスタイルが様々にかつ⾼度に分化されている中で、スポーツもその多様性に対応しうる形のほうが、より環境適応するのではないかと考えています。 特に3×3は、5⼈制バスケットボールコートの半分のスペース、音楽との親和性、ファッションとの関係性、などを考え合わせて、マルチカルチャーを融合させやすいスポーツとも⾔えます。

3×3愛好者のマーケットはどういった状況でしょうか?

バスケットボール愛好家と⾔われる人たちは国内で推定300万⼈程度と言われています。 その中で、日本バスケットボール協会に正式に競技登録している人たちは、競技プレイヤーで62万人、そこに監督や審判、コーチなどを含めると68万⼈になります。その競技プレイヤー 62万⼈のうち、58万⼈が⾼校生3 年生以下の年齢です。 その意味では、競技としてバスケットボールに取り組むプレイヤーは、ほぼ⾼校生までとなります。純粋に「バスケットボールが好き」という人は300万人とも言われていますが、部活などで積極的に行っている⼈は58万人。バスケットボールのプレイヤーというのは、二極化されています。しかし、バスケットボールは本来もっとオープンで、誰でもできるスポーツだと思います。そのため、フルコートでの5対5でなくても、より気軽にバスケットボールがプレイできる3×3も注目を集め始めていると感じています。

3×3愛好者の方はどのような⽅ですか?

気軽にバスケットボールを楽しみたい、という人が3×3の主たるプレイヤーです。 国内300万人のバスケットボール愛好家たちが、よりカジュアルに、より気軽に、年齢を重ねてもバスケットボールを楽しみたいというニーズに応えるのが3×3です。そのため、「3×3.EXE 」の中には、3×3を行った事がない方でも3×3を体験出来る 「FESTIVAL.EXE」のようなイベントや、性別や年齢などを問わず、気軽に3×3を楽しめる「GAME.EXE」といった大会など、幅広く展開しています。

文:松村知恵美 構成:SPOZIUM編集部