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スポーツコンテンツの新たな扉を開けるのか!? 改装費1億5000万円の「東京ドームパーティースイート」

プロ野球開幕から約1ヶ月が過ぎた。DeNAベイスターズの躍進、若手選手の台頭など、プロ野球ファンにとって、目の離せないペナントレースが早くも繰り広げられている。

そこで、早速目を引いたニュースが こちら
「1試合50万円!巨人「パーティースイート」できた(スポニチ Sponichi Annex) 

東京ドームに2部屋「パーティースイート」が新設されたという。その総額は1億5千万円。巨人の主催試合が対象で1試合1部屋50万円でチームスポンサー、シーズンシート所有者に販売するとのことだ。料理、フリードリンク付きで定員25人、球団としては、ビジネスの営業や企業の福利厚生などでの需要を見込んでいるようだ。

日本では、あまり耳にしない「パーティースイート」であるが、アメリカ大リーグでは各球団が取り組んでおり、ある球団は球場全体の中で1割の割合を占める「プレミアムシート」がチケット収入の1/4以上の稼ぎ出すと言われており、高付加価値戦略により、富裕層、ビジネスマンを取り込んで、球団ビジネスの収益構造を大きく好転させていったという。

実はこの構造、昨秋9月にお台場で行われた「ULTRA JAPAN」で採用され、VIP席が数万円、VVIP席が数十万円で販売され、1本数万円するというシャンパンが何本もあけられ、主催者側は高付加価値戦略を取り入れることで収益を上げ、そのお金で有名DJに高額なギャラを払う、そのような好循環を生み出した。

ここで忘れてはいけないのは、そのコンテンツ価値だ。プロ野球が盛り上がるから高いお金を出して、ジャイアンツ戦を観戦することが一つのステイタスになる。有名DJが来るから人は高いお金を出して、「ULTRA JAPAN」に行く価値がでる。兎にも角にも、目の前のコンテンツに価値があるのか、どうなのかだ。

スポーツコンテンツの価値が高まり、「パーティースイート」での観戦が、ステイタスシンボルのようになれば、国内スポーツ産業は新たな扉をこじ開けることになるだろう。

国内スポーツ産業発展のため、この取り組みが盛り上がることを祈り、見守っていきたい。