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テレビ東京の「全仏オープン」生中継の英断に賛辞の嵐!?

昨今の錦織選手の活躍により、テニスの中継が注目されてきています。今回は、昨日行われたテニス全仏オープンの4回戦錦織選手VSガバシュビリ選手の試合について、取り上げてみたいと思います。

まずは、タイムリーなこちらのニュースから。昨日の試合、実はテレビ東京が試合を生中継し、平均9.6%(瞬間最高12.1%)のスコアをたたき出しました。

錦織の全仏8強視聴率 日曜深夜で9・6%!瞬間最高12・1%(スポニチアネックス)

個人的に、この時間帯の視聴率としては大健闘なのでは?と感じましたが、ここに至るまでの道のりを少し振り返ってみます。昨年の全米オープンでの出来事は、皆さんの中でも記憶に新しいと思います。錦織選手が快進撃を続け、決勝に進出。多くの日本人は、その歴史的瞬間を見たいと思いましたが、大会は地上波では放送されていなかったため、唯一放送していた有料チャンネルのWOWOWに問い合わせが殺到。新規加入者数は爆発的な記録をたたき出したそうです。

WOWOW 錦織特需!新規加入者も総加入数も過去最高濃厚(スポニチアネックス)

これで、テニス人気に火がつき、続く楽天オープンでは、テレビ東京が地上派独占中継を実施。錦織フィーバーに湧くファンからは、「テレビ東京ありがとう!」の賛辞の声が続出しましたが、決勝戦で悲劇が起こりました。試合中継の延長対応が取れずに、途中で中継が終了となってしまったのです。

テレ東 錦織中継、途中で終了も…修造氏は期待裏切らぬ熱血解説(スポニチアネックス)

そんな逆風の中、今回の全仏オープンでのテレビ東京の社を上げた取組みに、その意気込みの大きさを感じました。男子シングルス2回戦の平均視聴率は錦織圭選手の活躍もあって11.3%を獲得。順調な滑り出しを見せました。

<テレビ東京>錦織人気に社長期待 「多くの人の目をくぎ付けに」(MANTANWEB)

しかし、3回戦で対戦予定だったベッカー選手の負傷棄権により錦織選手が3回戦を戦わずして不戦勝となってしまったり(選手・ファンにとっては、勿論良いことなのですが)、さらに追い討ちをかけるように、昨日の4回戦も雨天により試合開始時間が大きく遅れるという不運がテレビ東京を襲いました。

テレ東に不運、錦織戦が雨で始まらず(デイリースポーツ)

ちょうど昨夜20時半頃、私がテレビをつけたら、2回戦の再放送が流れていて、今日の試合は見れないのか・・・、と半ば諦めモードでいたところ、2時間半遅れで試合を中継する、との吉報が!制限無しで延長対応も行われ、最後まで完全生中継での放送を楽しめる、という視聴者からすると、願ってもない展開となりました。ソーシャル上の反応が気になったので調べたところ、「全仏オープン地上波放送してくれてテレビ東京よ、本当にありがとう。愛してる。」といった賛辞・感謝の書き込みが目立ちました。

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サッカーのように試合時間が決まっているコンテンツに比べると、テニスは試合時間が直前まで決まらなかったり、天候やセット数によって試合時間が大きく変動するため、放送枠が物理的に限られている地上波での生中継には向かないコンテンツなのかもしれません。しかし、今回のテレビ東京の取組みで、一人でも多くの人がテニスファンになったり、未来のテニスプレーヤーになったりするとしたら、これは非常に意義深い決断だったのではないかと思います。