SPOZIUM(スポジウム)

VOICES

【現地レポート】 夜空の下でのビールは最高。巨大居酒屋「神宮球場」。

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交流戦も序盤戦が終わり、大谷選手の「リアル二刀流」に注目が集まる中、先日記事で取り上げた、東京ヤクルトスワローズが行っている少し斬新なイベントの取材に行ってきた。

今回、取材をした試合は、5/28(木)のヤクルトVS日本ハム。ヤクルト球団が5/12(火)〜6/4(木)の期間行っている、アフター5のサラリーマン・OLを対象として行っている「サラリーマンシリーズ」の中の一戦。

今シーズン、すでに何度か平日の神宮のナイターに足を運んでいるが、お客さんの入りは17,000人〜1,8000人程度、この日は20,000人を超えていて、球場を一周見渡すと、「なかなか入っているなー」と感じさせるスタンドの埋まり方であった。

我々SPOZIUMメンバー3人が球場に到着したのは19:30頃。球場に入ると内野2箇所(一塁側、三塁側)、外野1箇所の合計3箇所に特設ビールブースが出店され、販売が行われていた。価格は500円〜700円。観客席でビールの売り子さんから購入すると750円(たしか。。。)なので、少々割安な価格設定。

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イニング間、会社の仲間や友人と観戦に訪れているほろ酔い気分のファンが長蛇の列を作っていた。

 

このイベントの特徴は、ビールの種類の多さにもある。日本はもちろん、アメリカ、ドイツ、ベルギー、イギリス、オランダ、アイルランド。なんと7カ国11種類のビールが楽しめる。ただ、少々残念だったのが、筆者が到着した19:30地点で、在庫切れの商品があったこと、またビールの保存状態が模索中なのか、そこまで冷えていなかった、、、まだまだオペレーションレベルの改善は必要そうだ。。。

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7カ国11種類のビール。どれにするか選ぶのも、一つの楽しみ。

 

その後、外野指定席に移動し試合観戦したが、アルコールが入っているせいか、非常に盛り上がっている印象。

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レフトポール際の前から5列目で観戦。日本ハムファンという事ではないが「あわよくばホームランボールが欲しい」そんな希望を感じさせる好条件の席があったために購入

 

試合は、7回裏まで7-0でヤクルトリードのワンサイドゲームであったが、8回表に日本ハムが中田翔のあわやホームランというタイムリー2ベースなどで4点を返す展開に、レフト側応援席は大いに盛り上がった。

筆者の印象に残っているシーンは、日本ハムの頼れる4番中田選手の打席。レフトスタンドの大合唱、打った瞬間の“間”、滞空時間の長い打球が左中間フェンスに当たった瞬間の大歓声、その後、座席の前後左右の人が入り乱れて、ハイタッチして喜ぶ様子は、いつもよりも多くアルコールを摂取しているせいか、普段よりも盛り上がっている印象で、巨大居酒屋「神宮球場」の象徴的なシーンのように感じられた。

筆者は、野球経験者で、普段は「試合の流れ」、「バッテリーの配球」、「ベンチの駆け引き」など、半分試合に参加しているつもりで観戦するタイプだが、今回は文字通り「酒のつまみに野球観戦をしている」という、初めての体験をした。座席の位置(ホームプレートから遠い事、外野席で応援団が周りに多い)や、普段より少し飲みすぎたお酒、事前の下調べによって、そのコンセプトを楽しむつもりで球場に足を運んでいる事も正直あるだろう。

ただ、次は取材ではなく、一人の野球ファンとして会社の同僚や、野球部の仲間と夜空の下でお酒を飲む事を楽しみに、再び神宮に行ってみたいという気にさせられた。

このイベントがきっかけとなり、野球に興味がなかった人や、野球と距離ができてしまった人の興味を喚起する可能性を大いに感じた。野球ファン獲得に向け、野球観戦のハードルを下げた企画であるが、その根本にあるものは大変意義のある、取り組みであると感じた。

野球好きはもちろんのこと、夜空の下でワイワイ楽しくビールが飲みたいという方、巨大居酒屋「神宮球場」、一度訪れてみることをオススメする。