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近年進化を続ける「高校球児」の身体

日本の夏の風物詩。高校野球の季節がやってきた。元高校球児として、部活引退後も毎年のように高校野球観戦を続けてきた中で、最近の球児の体格の良さは目を見張るものがある。そこで一つ面白いデータを発見。

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出所:http://ameblo.jp/cosmenity/entry-12004087951.html

33歳の筆者が高校野球をやっていたのは1990年代後半。その当時と比較すると球児の体重が重くなっているのが一目瞭然だ。当時と比較して平均身長はやや小さくなっているものの体重は1.6キロ重くなっている。

ここで感じることは、当時と現在を比較するとスポーツ先進国欧米の情報が入手しやすくなっており、トレーニングや、プロテインをはじめとした、サプリメント摂取が球児にとって一般的になっていることがあげられる。またなにより、ダルビッシュ選手や大谷選手をはじめ、シーズンオフに肉体改造を行い、体重を10キロ以上重くして、パフォーマンスアップを目指す、国内トッププレイヤーの存在も大きいだろう。

ここで、話は変わるが、一部の野球強豪校では鍛え上げられた肉体のラインを際立たせるため、あえて小さめのユニフォームを着用することがいまの主流だという。

高校野球のはやり 第2回「選手は細マッチョがお好き!」ユニフォーム編(NHK ONLINE)

これには、スポーツメーカー各社が高機能素材の開発に成功、ストレッチ性に優れたユニフォームを生産できるようになったことがひとつの要因として上げられるようだ。

《比較》

1999年「第71回選抜高等学校野球選手権」優勝チームの沖縄尚学。選手のユニフォームはややゆとりがある。

1999年十大ニュース(沖縄タイムスプラス)

2014年「第96回全国高等学校野球選手権」優勝チームの大阪桐蔭。選手のユニフォームはタイトフィットで、高校時代の日々のトレーニングで鍛え上げられた身体のラインが強調されている。

【祝優勝】大阪桐蔭、強さの秘密 選手も学校も、みんなすごかった(ウィズニュース)

情報化社会が進み、様々な情報を入手することができるいま、向上心を持っている選手や、指導者は様々な情報に触れ、より一層のパフォーマンスアップを実現できる環境が整っていると言える。

本日夏の甲子園が開幕した。ぜひ高校球児が3年間の鍛錬によって手に入れた肉体にも注目して、楽しんでみたい。