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バレーボール人口減少の歯止め役となれるか?ゆるスポーツ「手錠バレー」に密着!

文・構成:スポジウム編集部

 

現在日本で開催中のワールドカップバレーボールが盛り上がりを見せていますが、ここ数年バレーボール人口の減少率が他の競技に比べても高いことが深刻な問題となっています。確かにバレーボールをやるとなったら、現状どこかの体育館を押さえるしか方法がなく、平日の夜はどうしてもママさんバレーや他の競技等で押さえられている事が多い状況で、なかなかバレーボールに触れる機会はないと思います。

そんな中、年齢や性別を問わず参加できて、勝敗を越えたスポーツの新たな楽しみ方を提供している「世界ゆるスポーツ協会」が新たに取り組む「手錠バレー」が今年誕生しました。今回は、先日フットサルコート ラモスフィールドで開催された体験イベントの様子をお伝えします。

「手錠バレー」とは・・・

手錠バレーとは、バレーボールの基本姿勢からヒントを得たスポーツです。サーブ、トス、スパイク、ブロック、といった全ての動作において、手錠を付け両手を組んだ状態でプレイをせねばなりません。手錠バレーの考案者であるスポーツクリエイターの井本善之さん曰く、「トップアスリートもスポーツが苦手な人も、対等に試合できるような楽しい不自由さを。」ということで考え出されたのがこの「手錠バレー」なのです。

手錠へのこだわり

今回は二種類の手錠が用意されました。フィット感を重視したサーフ生地verと、汗の浸透を防ぐシリコンブレスレットverです。前回の実験会での反省をふまえ、改良を重ねて作り上げられた手錠はまさに日本のものづくりの結晶と言えるでしょう。

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試合開始

さて、いよいよ試合開始です。チーム全員で円陣を組み、手錠がかかった手を合わせて、「手錠バレー!テージョー!!」のかけ声で士気を高めます。

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サーブは味方のトスから。仲間と息を合わせるのが重要で、愛のあるトスが求められます。

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両手の自由が効かない状態なので、レシーブ一つままなりません。

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でも、その不自由さがあることで、元日本代表のスーパーエースである山本隆弘さんと、スポーツが苦手な人も同じ土俵で競技を楽しめるようになります。

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「スポーツに興味のない人も、スポーツが好きな人も、同じスポーツを楽しむことができる」ことが、ゆるスポーツの醍醐味です。

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得点が入ると、手錠を重ね合わせて喜ぶプレーヤー達。

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試合終了後は整列して手錠を合わせて礼をします。

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イベント後の感想を聞いて

イベント終了後、参加者は充実の表情を見せてくれました。「手錠、囚人服のようなボーダーシャツ含め、とにかく楽しかった!」「動きづらいことで、よりおもしろくなった!」「意外に疲れて、心地よい疲労感があった!」「これならまた友達誘ってやってみたいかも!」といったコメントが象徴しているように、参加者はただ身体を動かすといった以上に、普段の生活ではなかなか得る事の出来ない満足感や一体感を得られた様子でした。

既に「バブルサッカー」「ハンドソープボール」といったゆるスポーツが様々なメディアに取り上げられ、参加者も続々と増えている中で、気軽にフットサルコートでもできる「手錠バレー」はバレーボール人口の減少をストップさせるカギとなれるか?今後の動きに注目です。

「世界ゆるスポーツ協会 手錠バレー」

文・構成:スポジウム編集部