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VOICES

”ハンバーガーに企業名が!”フェンウェイパークの体験(スタジアム内協賛スポット編)

前回はフェンウェイパーク横のグッズショップでの体験を書きましたが、今回はフェンウェイパークの中での体験を書こうと思います。

まず、スタジアムの中に入ってみて一番目につくのが、この球場の名物であるレフトスタンドに大きくそびえる緑の壁、通称“グリーンモンスター”。

グリーンモンスター1

このフェンスには、高級車ブランド「INFINITY」、大手コンビニチェーン「CVS pharmacy」、スポーツ量販店「SPORTS AUTHORITY」といった企業のロゴが掲出されています。このグリーンモンスターから外野をグルッと見回すと、センターの大型スクリーンに我らが日本代表「ENEOS」のロゴも煌煌と輝いており、外野全体で20社ほどのロゴが確認できました。

エネオス

これらは日本でもよく見受けられる光景かと思いますが、ここからはスタジアム内で「え、こんな場所に協賛!?」というフェンウェイパークならではの協賛スポットをご紹介したいと思います。

 

まず、こちらから。グリーンモンスターの上に位置する売店の「コカコーラ」の冷蔵庫が赤ではなく、壁の色と同色に。こちらも郷に入りては郷に従え、ということなのでしょうか。

グリーンモンスターコーラ

 

次に携帯電話の充電テーブル。様々な端末に対応した充電プラグが用意されています。

携帯充電1

ここに出ているのは、“At Bat”、”At the Ballpark”というMLBのアプリのロゴです。前者は選手、チーム、試合のスタッツや情報、そして、ハイライト等の動画が楽しめるアプリで、

MLB at bat写真 2015-09-29 7 27 34

後者は自分の球場来訪体験のログが残るアプリです。例えば、この画面のように、私はどの球場に何回来訪して、自分の応援するチームが勝ったかどうか(通算で何勝何敗か)という自分だけの観戦記録が写真とともに保存できるというアプリです。

at the ballpark1at the ballpark2

「Brookstone innovation」のロゴがあったので、この企業の協賛を得て出来ている、ということなのでしょうか。

携帯充電2いずれにせよ、リーグ自体が、スタジアムでの観戦体験をスマホを使って、より便利で楽しいものにしようとしているのを感じました。

 

ライトスタンドには、「バドワイザー」のBARスペースがあり、様々な座席が用意されていました。

バドワイザー1

立ち飲みテーブルや、

バドワイザー2

ちょっとラグジュアリー感の漂うソファ席、

バドワイザー3

フィールドを観ながら飲める席、

バドワイザー4

パーティー用の特別ブース(なんとここができたのは04年!)等、

バドワイザー5

天気の良い日にはついついバドワイザーを飲み過ぎてしまうようなシチュエーションです。

 

同じアルコールでも、こちらはウイスキーカテゴリの「ジムビーム」のBARスペース。日本でも昨年サントリーがこのジムビーム社を買収したニュースが話題になりました。

ジムビーン2

このスペースには、お互いの歴史が展示されているのですが、200年を超える伝統と格式を持つジムビーム社と、120年を越すメジャー有数の歴史を持つボストンレッドソックス球団という両ブランドのシンパシーを感じる空間となっていました。

ジムビーン4ジムビーン3

 

そんな中、私がランチを取ったのがこちら、「EMC Club」というラウンジレストランです。

EMCclub1

ボストンに本社をおく世界最大クラスのITソリューション企業「EMC Corporation」がこのレストランに協賛しているようです。B2B企業ということで、こうしたビジネス目的で利用される場所に名前を露出させているのでしょうか。

EMCclub2

レストランの名前に入り込んでいるだけではなく、名物メニューである肉厚なハンバーガーにも「EMCバーガー」という名前がつけられています。$24とややいい値段がしますが、ここはせっかくの機会ということで、EMCさんのブランドを身をもって堪能させていただきました。

EMCclub3

 

前回のグッズショップでも感じたことですが、改めて商魂たくましいです。球団の親会社が球場のオーナーでもあるので、こうしたセールスが可能になるのだと思いますが、ありとあらゆるプロパティを売り物にし、一円でも多く稼ぐぞという強い意志を感じました。次回は、スタジアムの外側でのスポンサーシップについて触れてみたいと思います。